ポーターのバッグ
吉田カバンはポーターやラゲージレベルなどのブランドの鞄を製造している会社で、1935年に吉田吉蔵が創業した吉田鞄製作所が始まりです。1962年には吉田カバンを代表するブランドであるポーターを立ち上げ、1983年にはポーターの定番シリーズであるタンカーを、翌年1984年にはラゲージレベルを立ち上げています。モットーは「一針入魂」というだけあり、作りだされる製品の質が高くコムデギャルソン等一流ブランドのアイテムの製作もしています。コラボレーション製品もあり、ビームスとのコラボであるB印YOSHIDAやDJであり、プロデューサーでもある藤原ヒロシプロデュースのヘッドポーターも有名です。吉田カバンのポーターは芸能界でも愛用者が多く、KAT-TUNの亀梨和也はヘッドポーターの「マージ・ウォレット」の白を愛用しているそうです。パンチングレザーのおしゃれな長財布で、原宿の「HEADPORTER TOKYO」で販売しています。またSMAPの木村拓哉はタンカーシリーズのヘルメットバッグを18年間も愛用しているそうです。これは木村拓哉主演のドラマ「エンジン」でも使われ、タンカーの人気に火がついたそうです。また吉田カバンでは皇室に献上する鞄も製作されており、1950年代には皇后陛下である美智子様も愛用していたといわれています。
吉田カバンのポーター
吉田カバンの創業者である吉田吉蔵は関東大震災の時、荷物を運び出すのに2本の紐を使ったそうです。その時の経験が「鞄の原点は2本の紐である。」という理念に基づいています。ポーターとはラテン語の「運ぶ」という意味のPortからきており、「運搬人」という意味です。ホテルで客の手荷物などを運ぶ職業やその仕事をする人のことで、ポーターというブランド名は、ここからきています。ポーターは職業柄鞄に触れることが多いので、鞄の良さを分かっているということでこの名が付けられているのです。この基本理念やポーターというブランド名からも分かるように、鞄は第一に荷物を運ぶ道具でなければならないという考えが伝わってきます。ですから、デザインだけにこだわるのではなく、長く使える良いものが作られているのですね。吉田カバンが開発したオリジナル素材を使った「スモーキー」、一見レザーに見えるが、実は10号キャンバス地に透明ポリウレタンフィルムを表面に圧着している独特の雰囲気を出している「フリースタイル」、米軍のフライトジャケットMA-1を思わせるポーター代表モデルである「タンカー」、アメリカで防弾チョッキ用に開発されたバリスターナイロンを使用した丈夫な「ヒート」などの代表シリーズからも伺えます。